5/6(金) 17:11配信 毎日新聞
岸田文雄首相は5日(日本時間同)、ロンドンで記者会見し、新型コロナウイルス対策について6月にも見直す方針を表明した。政府は観光目的の外国人の入国再開に向け、一定の条件を満たした団体旅行から受け入れる検討に入った。
首相は「連休後の感染状況を見極めた上で、専門家の見解を踏まえつつ対策を段階的に見直し、日常をさらに取り戻していきたい」と語った。政府は水際対策のみならず国内の活動制限の緩和も進める方針で、9日以降の感染状況などを踏まえ、5月中から具体策を検討していく段取りを描いている。
首相は会見で、ウクライナに侵攻したロシアへの追加制裁も発表した。資産凍結の対象となる個人を約140人追加し、輸出禁止の対象団体なども拡大・追加する。【青木純、井川諒太郎】 毎日新聞